介護の基礎にあるのは「ノーマライゼーション」という言葉でこの「ノーマライゼーション」は社会福祉の歴史の中で貧困かつ身体障害、知的障害といった障害のある人は障害に応じた施設に隔離されるという形で処理されてきました。これは差別や偏見の対象になっていました。このような社会福祉の歴史に基本的な問いかけをしたのがノーマライゼーションの考え方で障害を持つ人も待たない人も、誰もが一緒に同じように生活をしていくということです。
障害のある人の対策を特別な法律ではなく、一般住民に対する法律の中で援助のあり方を規定していくことが大切だということです。
そして社会サービスを個々の人の生活に必要なニーズに対応して提供されるべきであるという考え方です。
また、バリアフリーという言葉も社会福祉の中でよく耳にすると思います。「バリアフリー」とは障害除去のことです。
老人の方や障害のある方も自由に移動できるように障壁を無くして整備しようというもので、もちろん道路や建物だけではなく意識の中の障壁も取り払って、制度や仕組みも差別のない公平なものにしようとする思想のことです。
人と人との間の精神的、物理的障壁を取り除き、人と人との繋がりを実践することが大切です。バリアフリーはソフトウェア(精神)とハードウェア(環境)から考えていかなければいけないと深く感じました。
自分たちは色々な人たちと接して、社会生活を営んでいますが 「その人らしさ」 を大切に尊重して 「自分らしさ」 を忘れずに頑張っていきたいと考えます。
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