スタッフブログ

古跡巡り

本店総務部富山です。

古跡巡りが趣味であちこち歩き回っています。近隣の史跡を紹介します。

先ずは、都城島津家の初代領主北郷資忠公夫妻の墓です。
1

都城市庄内町にあります。資忠公は、島津本家(鹿児島)第4代島津忠宗公の六男で、南北朝時代(1352年)に足利尊氏より現在の都城市山田町を中心とした地域を拝領し、地域の名をとって北郷と名乗りました。福岡県の金隈の戦いの功績です。当時は北朝に味方していたようです。

次に、第八代領主北郷忠相公夫妻の慰霊碑です。
2

高さ2mを越し大変りっぱです。都城市高城町にあります。忠相公は、戦国時代の武将で都城盆地全体を統一した中興の祖です。

最後に高城町の江戸時代の寒天工場跡です。
3

この工場は、島津本家の直営で約120人が働いていました。材料のテングサは、鹿児島県の甑島近辺から運び隠れて生産しています。隠れて生産していたのは、出来上がった寒天を、中国やロシアに密輸出していたからです。島津氏は、江戸幕府に隠れて密輸出や密輸入を盛んに行っていて鹿児島市花倉では、偽小判も作っていました。

近辺にも意外と史跡があるものです。

— posted by 吉原建設 at 04:04 pm  

この記事に対するコメントはありません

吉原建設株式会社