今年も田植えの時期が近づいてきた。
ご多分に漏れず乙房町内場地区にも田の神さあが祭ってある。
毎年4月初旬に行われている記念という行事がある。これはその年の豊作を祈願しての行事である。いわゆる飲み食いではあるが、行事の初めとして、田の神さあの方を向いて2礼2拍手1礼をして、豊作を祈願し行事が始まる。
私の記憶では30年代後半までは、個人の家でそれぞれ家族の料理(煮しめ等)を持ち寄って、飲み食いし、てこ(太鼓)・しゃん線(三味線)で踊りが出て大いに盛り上がったものである。また、子供にはお菓子がふるまわれていたように思う。
その当時の田の神さあは、山の中に祭ってあり、大人と一緒にお供えをした記憶がある。現在では、平成5年に田んぼに見渡せる場所に祭って豊作を見守っている。

正 面

後ろより田んぼを望む

6月中旬に植え付け、10月から11月にかけてここ一帯が黄金色に染まる。
我が家でも、親父が残してくれた田んぼと機械があるので、家族兄弟の分だけではあるが、耕作している。
10月中旬に刈り取り・掛け干し、2週間ほど干して、脱穀を行う。
今では、夫婦とも年を取ったせいか、稲の掛け方がきつく感じるが、おいしいコメを食べるためにもうちょっと頑張ってみるか。\(◎o◎)/!
田の神さあにお願い、今年もよいコメが収穫できますように。\(-o-)/
都城本店土木 前原 修
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