アメニティーシリーズID工法

防結露

アメニティーシリーズID工法

結露は空気中の水蒸気が冷やされてできます。
コップに冷たい水をそそぐとコップの外側に水滴がつくもの結露です。
なぜこのような現象が起きるかというと、空気は暖かいほど水蒸気をたくさん蓄えられる性質があるからです。
暖かくて、かつ水蒸気を多く含んだ空気が冷えたガラス面や壁面で冷やされると、含みきれなくなった水蒸気が結露となってガラス面や壁面に付着するのです。

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次に、結露には「表面結露」と「内部結露」の2種類があります。
表面結露は前述の通り、室内の窓、壁などが「汗をかく」状態のことで、目に見える形で現れる結露のことです。
表面結露であれば、マメに結露の状態を把握し、しっかりと水分を取り去ることでカビやダニの発生を抑えることができるかもしれません。
しかし、内部結露の場合、私たちが気がつかないうちに
「結露→腐食→カビ・ダニの発生→喘息やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎など」
と事態が進行してしまう可能性があります。
ではどうすれば防げるのかですが。

1.水蒸気の発生そのものを減らす。
2.十分な換気をする。
3.建物の断熱性能を高くする。

以上の3点が挙げられます。
3点のうち、1と2は建物をたてた後でも努力でできますが、3はそうはいきません。
建築時にあらかじめ、外気温に左右されない壁をつくっておく必要があります。
内外両断熱では、壁の両側を断熱性能の高いポリスチレンで包むことにより、壁が外気温に左右されません。
くわえて、窓をペアガラスにすることにより、表面結露も防げます。