今年の初め、2年半飼っていたハムスターが天国に逝きました。
前の晩、ハムスターの異常に気づいてからは、
最近になってほとんど泣くことはなかった中2の長女と6年の次女も、
この時ばかりはこの世の終わりがきたかのように泣いて発狂していました。
私はそういう現場には本当に弱く、目を背けて寝てしまったのですが、
朝起きた時、ハムスターの家がいつもの場所にないことで事を察して、
何ひとつ世話をしなかったのですが、
ハムスターと、そして片時も忘れず可愛がってきた子供達のことを思うと、
言葉には出せませんでしたが、本当に可哀想な気持ちになりました。
ハムスターというのは、元々小さな体で野性で生きていた為、
弱っている姿を見せるとすぐに天敵に襲われてしまうので、
弱い所を見せず、死ぬ直前まで普段と変わらず生活をするそうです。
嫁にそんな話しを、それもなぜか私に説教するように言われて、
何故か自分も自分が恥ずかしくなったり、尊敬さえもしました。
本当に小さな存在だったのに、家族の一員だったハムスターの死。
子供たちが、大事なものや人との別れは本当に辛く、
こんなに悲しいことなんだと分かってくれたとしたら、
命の大切さを教えてくれたありがたい存在だと思えたりします。
私が都城から戻った6月の週末、四角いケースの中で、
チョロチョロと動き回るクリーム色の物体が。2代目ハムスター。
私以外で我が家に待望の男というので、
これは良い仲間になるとおもったのですが、
中々この子は気が荒いようで、まだ触ることもできません
でもやはり、食べているところ寝ているところ、罪のない目などを見ていると、
確かに可愛いですし、一生懸命生きている姿に癒されるのは確かです。
亡くなった後は、思い出してあげることが一番の供養と聞きますし、
新しいハムスターがきたことで初代ハムスターのことを語ってあげるのも
いいのかなと。そしてまた同じように、飼った以上、小さな命を大事にし、
お世話していってくれればいいと思います。


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