今回は「竹灯り」の紹介をしたいと思います。
盆に、実家へ親戚や子供たちが集まった際に流しそうめんがしたいと言うことが幾度かあり、竹を使って、流す土台・器・箸などを作ったことがありましたが、ここ数年なかなか集まる時間もなくなりそこで竹を使って何か作て見ようかと5年前から「竹灯り」の作成に挑戦しています。
「竹灯り」とは竹に穴をあけ、ろうそくやLEDなどで明かりを灯す作品です。「竹を使って作る」と聞くと、何十年何百年も前からある伝統工芸の様に感じますが、 竹灯りの歴史はまだ十数年程しかないようです。竹灯りは、長くても短くても基本的に作り方は同じなので、飾る場所によってカットの仕方 デザイン等(その時の気分次第 笑、)が変わりますがどちらかと言うと短いのが作成時間も短く飾るとしては手ごろではないかと思います。
※必要な道具として、竹専用のノコギリ・電動ドリル・ドリルセット・ホールソー・ジグソーなど、
※作り方 デザインを決め・竹にデザインを下書き・穴を開ける・ジグソーで文字、絵、図形、完成。 もし作った竹灯りを室内で使用するのであれば、竹は非常にカビやすいので、防カビ成分の入ったニスを塗る必要があり、油抜きという作業が必要なので、炭火で炙れる様な場所と表面を炙るためのバーナーも必要になります。



※3号は3組ほど作成し、知人に渡しました。
※作成して思った以上に難しい部分があり、また失敗した事で分かったのは生竹での使用では2〜3週間後で割れが生じ、またカビやすい、長く鑑賞用として飾るとしたら、 次のことに注意し作成して行こうかと思います。
1・竹の採取時期(木6、竹8)木は6月・竹は8月 採取後自然乾燥させ保管。
2・穴空けは、竹専用のドリルセット(φ3〜φ18)。で直角に空ける、斜めだとササクレができる。
3・竹自体の良さを出そうと思えばバーナーで油抜きをし、きれいに拭取る。最後にこれからはジグソーなどを使って絵とか文字を取り入れながら順を追って少し難しいものに挑戦して行こうかなと思っています。
Comments