みなさんこんにちは。土木部の坂元です。前回に続き大淀川について書きます。
私は平成18年以降、宮崎市・高岡町・都城市の大淀川で護岸・堤防・水門工事等を9年続けて行っているところです。
大淀川は鹿児島県の末吉町中岳(標高452m)から流れはじめ、横市川・沖水川・庄内川・高崎川等の支流を合わせながら、都城盆地を貫流して、中流の山間狭窄部に入り岩瀬川等を合わせ流れ、宮崎平野に入った後、本庄川等の支流を合わせ、宮崎市において日向灘に注いでいます。九州で4番目に長い川(107km)・2番目に広い流域面積(2230km2)で、流域内人口は約60万人が生活しています。
近年、突然の集中豪雨や土砂災害又、河川氾濫等を良く聞きます。7月には二つの台風が宮崎を通過し、避難情報等も発令されました。都城でも浸水被害等が有りました。
又、私が現在施工中の高城町有水の大淀川の現場も河川水位が通常より6m20cm上がり水没しました。資機材等は避難して無事でしたが、土砂撤去等大変苦労しました。(写真が現場の平常時と台風通過後です。)


今は、ネット等で雨雲の状況・雨量や河川水位等をリアルタイムに確認できるので物凄く便利です。都城では岳下橋と樋渡橋等で確認できますので、皆さん活用してはいかがでしょうか。(国土交通省宮崎河川国道事務所HP 都城河川だよりを紹介します。)
添付ファイル: 都城河川だよりpdf

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