都城本店舗装部の三村です。
ここ10年位で、ずいぶんと校庭や公園から金属製遊具が減ってしまっています。
遊具の老朽化と予算減に伴う整備不足のせいで、遊んでいる間に壊れ、ケガをする子供が続出したからです。こういう遊具を『危険遊具』と呼び、ほとんどが80年代に作られています。
回旋塔の筆頭格といえば通称『地球回し』と呼ばれたグローブジャングルです。中に入って遊んでいるかぎりは、そう危険でない。ただ普通の回旋塔と違って、エンジン役の子供が回転軸の周囲のスペースに構えてパイプをつかみ、ひたすら脚で地面を蹴りつけて加速できるもので、その場合回転速度はすごく速く、さらにグローブの外に出てしまうとスリルは満点ですが、振り落とされば大ケガのもとに。
実際、遠心力でとばされた友人が骨折!
子供の遊びには程度の差こそあれ危険は伴うもので、正直危ないと思うような経験もなかったわけでもない。
『子供の安全』という言葉よりも『自分の身は自分で守る安全』、守られるじゃなく守る受け身、危険予知がみについたように思えます。
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