朝晩、随分と涼しくなってきました。猛暑が続く7月下旬、私は「槍・穂高連峰の眺めはここが一番」という蝶ヶ岳を目指していました。天候が悪ければ何にもない、ただ苦しいだけのところですが幸いにもこの上ない好天に恵まれ、素晴らしい眺望を楽しみました。少し離れて向こうにはあの御嶽山が噴煙を上げていました。帰り道、梓川の清流や明神池の自然が造り出した日本庭園のような風景を堪能しました。 数年前、山友と歩いた穂高連峰はどしゃぶりの雨と雷。濁流となった下山道を必死で帰着点の上高地に向かっていました。天候次第で天と地の差がありますが、自然の造り出す景色は素晴らしく、また、次は何処へと思いを巡らせます。 正寿の光 安丸
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