宮崎本社建築部の内八重です。
前回、少し書かせてもらいましたが、私はサッカーをずっとしており、現在も社会人チームでやっています。また、昨年指導者のライセンスを取得しまして、本格的に子供たちの指導も行っています。
その中で、感じたこと。
近年、大人の子どもへの過干渉により自分では何もできない子供が多いように思えます。これは、大人が子供の考える機会を奪ってしまってるのではないか。自分のことは自分でさせる。当然ではありますが、それができない子ども、親が増えてきているように感じます。
とあるサッカーの試合で、すね当てを忘れた子供がいました。それを叱ると、子供は近くにいた親にこう言いました。「すね当てが入ってなかったよ!」しかし、すね当てが必要なのは子ども自身であり、すね当てを準備する能力も十分にあります。それにも関わらず、親に準備させてなおかつそのミスの責任を親に取らせようとする。こうした習慣の積み重ねが自立できない大人を生むことになります。
これはさすがに私も怒りましたけど(笑)
自立していない子どもは目の前に壁が現れた時自分自身で解決しようとせず、私たちの指示を待とうとします。そして言われたことなら、問題なくこなすことができます。これが指示待ちタイプの子。
『考える習慣』を身に付けることが物事を理解する力も、判断する力もそして自立する人間になることなどのベースになると思います。そのための第1歩として自分のことは自分でさせる必要があると思います。
また、大人は自分がやった方が確かに早いかもしれませんが、そこを我慢して子供の考える機会を奪ってしまわないようにしなければいけないと思います。

サッカーを通じて子ども達にサッカーの技術だけでなく、こういった考える習慣・人間力を一緒に教えていけたらと思っています。



指導するということは、子ども達の未来に触れてることになります。人を育てる存在である以上、色々な知識に触れ、常に学び、そして子供たちの大きな力になってあげたいと思っています。
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