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熊本震災について

今回の2度に渡る震度7の地震では甚大な被害、犠牲者が出ました。

私は直接震度7の地震には遭遇してませんが、

家族の話を聞くと逃げるとか、何かの下に隠れるとかはできなく、

体が転ばないように何かにしがみ付くことしかなかったそうです。

余震も1,500回を超え過去に例がなく、

阪神・淡路地震の余震でも10年で1,200回程度と聞いております。

帰省するたびに内外の壁にクラックが増加していくのが現状です。

皆同じとは思いますが忍び難く溜息しか出ません。

自宅には家内と娘がいますが、

物音に過敏になり余震もあることから

睡眠不足、地震酔いに悩まされております。

今回の地震は断層(横ずれ)で過去の歴史にも

多くの犠牲者、被害が出ております。

宮崎県も南海トラフ地震等が予想されていて、

そう遠くない将来に発生することは間違いないところと考えます。

地震の避難で必要とされるものは色々ありますが、

自分が今回感じたものを優先順位で記述しました。

(車中泊を想定した場合)

1.飲料水(20ℓ程度) 

2.(携帯トイレ)

3.体操服(体を締め付けない服装)

4.3日分程度の食料品 

5.一般的に言われている備品(懐中電灯等)

6.・・・・7.・・・・

8.我慢しないこと(体調) 

9.日頃から社交的であること(良好な近所付合い) 

10.強靭な精神力。

以上を感じました。

今後は家族の心のケアが一番の課題だと感じており、

一生、地震の恐怖心は取れないのではないかと考えております。

人間は時間の経過とともに記憶が薄れていきますが、

いつ何時災害があっても備えだけは忘れてはならないと考えます。

熊本の復興が一日も早く進むよう自分も頑張ろうと思う毎日です。

亡くなられた犠牲者方に心からご冥福を御祈り申し上げます。



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家が倒壊してる2枚は自宅より直線距離で2km程の

熊本市東区沼山津(熊本市と益城町の市境)

後の4枚は御船〜益城熊本空港ICまでの高速道路状況

(写真左側が益城熊本空港IC)ほぼ断層のど真中での写真です。

殆ど支保工が施してあり、大口径BR(H鋼支持杭)が昼夜施工中です。

工事準備部  西 國臣

— posted by 吉原建設 at 03:48 pm  

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