こんにちは 本店舗装部の下西です。
さて、みなさんは地元の歴史について興味がありますか?
これまで私は・・・(^_^;)
と、タイトルと何の関係があるの?そう思われた方もいるでしょう。
そこで、こちらをどうぞ!こちらは、我が母校の山之口小学校で発見された王子山遺跡です。
校舎改築工事に伴って、2010年11月から2011年3月のあいだ
発掘作業が行われました。土器、石斧、矢じりなど多数出土しました。
こちらが、発掘作業によって出土した一部です。
(現在小学校に展示、もちろん歴史資料館にもあります)
なかでも一番注目を浴びたのが、炭化したネギの鱗片68点、と炭化
したドングリの双葉53点です。このネギとドングリは炉穴(火を炊いた
と思われる)の周囲にあり、食用にしていたとされ一躍脚光を浴びました。
なんと、1万3000年前(縄文時代草創期)のもので、食用植物として
国内最古の1つとなるそうです。
その後、遺跡は埋め戻されて現在は新しい校舎が完成しました。(2012年2月)
両親、私、娘(現在6年生)と3世代にわたりお世話になる小学校で、
国内で最古といわれる発見があり、とても誇らしく思う出来事でした。
1万3000年前から人々が生活をし、今ではたくさんの子供達が学ぶ
場として受け継がれています。
地元のことは知っている(何でもとは言いません)と思っていましたが、
この発見により地元を見つめ直すよいきっかけになりました。
みなさんの地元にも唯一無二のものなど、いろいろと誇れるものがある
はずです。調べてみてはいかがでしょう。
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