本店土木部の橋口です。
今回は私が担当しています工事について紹介します。
現在施工しておりますのは新王子橋P4橋脚です。
県道46号(高城山田線)高城町と山田町を結ぶ延長約8㎞の主要地方道の大淀川に架かる王子橋の老朽化に伴い、上流側に施工を行っています。
この橋は昭和32年12月に完成しており、65年を経過しようとしています。
また、幅員が狭く大型車同士の離合が困難なうえ、歩道もなく歩行者や自転車がいると対向車線にはみ出して追い越さなければならない為、交通事故に繋がる状況です。


河川内の構造物工事ということで、非出水期の11月~5月までの施工期間になります。
★施工順序 ①11月 場所打ち杭 φ1500 L=24.0m 9本




②12月 鋼矢板締切 Ⅳ型 L=35.5m 160枚




③1月 土留め掘削 深さH=13.6m 腹起し6段




④2月 杭頭処理 9本




⑤2月 フーチング鉄筋組立






以上が現在までの状況となります。
弊社の現場職員は3名で私を含め皆50代です。老骨に鞭打ち頑張ってます。
この王子橋を含む志和地側0.76㎞の整備事業は2028年度完成予定との事です。
完成すると周辺に工業団地等が立地していることを踏まえ、安全・安心の確保や経済の浮揚を支援する道路になると思います。
新王子橋が完成すると車道幅員左右それぞれが3.3m、歩道幅員左右それぞれが2.3mとなり、地域住民の方々・通学の学生にとって安心安全な通行の確保ができるでしょう。
最後に、コロナに負けず品質の良い橋脚を完成まで無災害で取り組んでいきたいと思います。

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