皆さん、こんにちは、土木部の黒木裕作です。
ここ数年、建設業での人手不足を肌身をもって痛感しています。
今、私の現場では2社の業者が入って施工を行っています。
下の表が作業員さんを年代別に分けたものです。
A社(人) | B社(人) | 計(人) | 割合(%) | |
10代 | 0 | 0 | 0 | 0.0 |
20代 | 1 | 0 | 1 | 4.5 |
30代 | 4 | 1 | 5 | 22.7 |
40代 | 1 | 0 | 1 | 4.5 |
50代 | 2 | 2 | 4 | 18.3 |
60代 | 8 | 3 | 11 | 50.0 |
70代 | 0 | 0 | 0 | 0.0 |
計 | 16 | 6 | 22 |
御覧の通り、現状では、60代が1番現場の第一線で活躍されている
ことが分かると思います。
さて、後10年後、20年後は・・・・?
建設業で働く人はおよそ20年前の平成9年の685万人をピークに減少が続き、
平成28年は495万人に減っています。27%の減少です。
日銀が10月に発表した短観では、企業の人手不足感を示す指標は
全産業の平均でマイナス28ポイント。平成4年以来の水準となりました。
建設業の人手不足感はさらに厳しいマイナス41ポイントでした。
今後の対策としては、どう若者にアピールし、呼び込むかが争点の
鍵となっています。
そんな中で、国の方で動きだしているものとして
1、中学、高校での出前授業(絶対数の確保)
2、ICT活用での現場施工(オートメーション化)
3、女性の進出(男女共同)
4、週休2日制(働き方改革)
がありますが、どれも直ぐに結果がでるものでもなく、建設業の人手不足
は、まだまだ続く見通しであると思われます。
今後は、自分から子供たちや地域の方々に魅力ある建設業をアピールして
行きたいと思います。
本店 土木部 黒木裕作
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