誠実と確かな技術で地域社会に奉仕する吉原建設株式会社

　こんにちは。宮崎本社建築部の牟田です。私は、長崎県島原市出身なので今回は地元の紹介をしたいと思います。

長崎県島原市は、古くから「水の都」と呼ばれており、市街地のあちこちに点在する60ヶ所以上もの湧水スポットからはこんこんと清らかな水が湧き出しています。

人口5万人の市街地に湧き出る名水「島原湧水群」は、九州内の名水百選に選定されている他のものとは違った趣で、島原を訪れた人々を「涼」の風情で迎えてくれます。

数ある湧水スポットのなかでも、とりわけ湧水が豊富とされるのが島原中心部の新町界隈。数件の民家の庭から湧き出す清水は1日1万トンといいます。

古くからの街並みが残る新町一帯の水路には錦鯉が放たれ、「鯉の泳ぐまち」として島原の代表的な観光スポットとして広く知られています。

　このように、島原には水と人とが密接した文化が古くから残っており、名水百選のみならず平成7年には国土庁(現国土交通省)の「水の郷百選」にも認定されています。

また、水にちなんだ商いも単に多いだけでなく「夏と言えばそうめん」。そう、ここ島原は、そうめんの一大産地でおよそ400軒もの製麺所があり、全国でも有数の生産量を誇っています。

名水に温泉、旧跡や美しい街並みが残る城下町・島原は日本初の雲仙国立公園を背後に控え、海の幸が豊富な有明海にも面しており自然にも大変恵まれた地なのです。

島原の自然と湧水群の名水で心を潤す旅、大変お勧めです。