熊本地震（平成28年4月14日前震、4月16日本震）より1年が経ちました。
年前の4月16日はまだ福岡支店勤務でしたので上原支店長を筆頭に熊本営業所
勤務の方々の安否確認と食料と水の配布、レクシア若葉新築工事の足場補強に
行った事を思い出します。
その後、10日程度熊本営業所に泊まり震災直後の熊本の状況を目の当たりにし
衝撃を受けました。
地域によって被害の状況やライフラインの復旧にも差があり１〜２カ月経って
も水が使えずトイレが流せないとかお風呂に入れない等、協力業者の方も車に
寝泊まりしながら現場に出ている方もいらっしゃる様な状況でした。
その後、熊本営業所への辞令が有りアパート不足等も有り7月より赴任致しま
した。7月に熊本へ赴任して感じた事はほとんどと云っていいほど震災直後と
変わっていないというような状況でした。その様な状況を見て何か復興の
お手伝いが出来ないかと感じた事を記憶しています。
震災から1年が経ち
徐々に解体は進んできましたがブルーシートを被せた住宅も数多く見られます。
良いニュースも有ります。１年前に足場補強に行ったレクシア若葉も無事引渡
が終わり、お客様アンケートでも高評価を頂きました（清水（嗣）所長）
報道でも見聞きすると思いますが現在でも仮設住宅及びみなし仮設住宅に避難
されている方が47,000人おられます。
建設業を取り巻く環境も（全国共通だとは思われますが）技術者不足、職人さん
不足で県外からもいろいろな業種の建設関連の方々来られていますが追いついて
無いのが現状です。
さらに熊本では中心街の再開発や熊本市民病院の移転等、大型工事が控えており
更なる人手不足が懸念されます。
復興への道のりはまだまだ長いと思いますが、自分に何が出来るかを考え仕事を
通じて熊本の復興のお手伝いができるよう取り組んで行きたいと思います。
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