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【アスファルト舗装の歴史】

 日向支店 土木課の東です。今年で入社14年目のおっさんです。

これまで数多くの現場を施工し経験させて頂いてますが、私の経験値の9割方を占めます「アスファルト舗装」について、今回お話させて頂きたいと思います。

 アスファルトは、現在では道路舗装など身の回りの多くの場所で使用されている材料ですが、縄文時代の日本では、接着剤として天然アスファルトが使用されたことが分かっており、青森県秋田県、新潟県などの遺跡から、天然アスファルトが付着した矢尻や、土器、土偶が多数出土しているようです。驚くことに紀元前3000年頃のエジプトでは防腐剤としてミイラの保存にアスファルトが使用されていました。

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        エジプトのミイラ
 日本で最初のアスファルトを用いた舗装は、明治11年(1878年)東京の神田昌平橋で施工された橋面舗装で、秋田産の土瀝青(天然アスファルト)が使用されたようです。その後自動車の普及につれアスファルトの需要が急速に拡大し、日本の経済発展に大きく貢献してきました。(ちなみに日本発の高速道路は名神高速道路1962年だそうです。)
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               乳剤散布
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               舗設状況
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               初期転圧状況
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             仕上げ転圧状況
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                仕上げ人

 これからも皆様に、安全・安心・快適なドライブをお楽しみ頂ける様、精一杯取り組んでまいります。

— posted by 吉原建設 at 08:54 am  

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